
最新の情勢を踏まえて、稼ぐためにYouTubeを始めるにはどうしたら良いかを知りたいなあ
こんな悩みに応えます。
こんにちは、おもデジ!ライブラリのたこなまといいます。
YouTubeが職業として流行り始めて数年が経ちました。
始めはただの動画サイトだったYouTubeですが、現在では好きなことで稼げる可能性を持つメディアNo1になりましたね。
ただ最近はYouTubeの変化やYouTuberが増えたことで、収益化が結構難しくなっているというのは皆さんも知っているのではないでしょうか。
まあそれでも結局「YouTubeはまだまだおすすめ!少なくともブログをやるよりはいいです!」みたいな意見が主流です。
ただ、2021年に入ってからはそういった状況も違ってきているなあ、というのが私の肌感覚。
明らかに、”これまでのYouTube攻略法”が古いものになってきていると感じます。
ということで今回は、最近のYouTubeの情勢を踏まえて、稼ぐためのYouTubeをこれから始めるにはどうしたらいいのか?ということについて記事を書いていこうと思います。
ちなみに私、YouTubeチャンネルはまだ本格始動していない(コロナが落ち着いたら旅行動画で配信したい)のですが、
こんな感じで、ネットビジネスとYouTube自体には結構深い理解があります。
- ブログ運営歴は半年で月間1万PVほど
- ブログ収益も少しある
- 本格的にYouTubeを見始めたのは2015年ごろ。その頃からめっちゃ動画を見ていた。
- YouTubeの視聴時間は毎日5時間以上(元ニコニコ中毒からの乗り換え)
数年単位でYouTubeに親しんできた私ならではの観点から、最近のYouTubeの情勢を踏まえて、稼ぐためのYouTubeをこれから始めるにはどうしたらいいのか?ということについてお伝えできればと思います。
ちなみに、今回の記事はこんな感じで進みます。
- YouTube収益化に関するこれまでの常識
- YouTube収益化で”特化”がもう厳しい理由
- これからYouTubeで収益化するならブログと組み合わせるべき理由と実例
ではいこう!
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【結論】YouTube収益化で”特化”はもう厳しい!文字(ブログ)と組み合わせで「良いとこ取り」せよ
まずは結論から。
YouTubeで収益化する場合に、ジャンルを”特化させる”のはもう厳しくなっています。
なので、これから稼ぐためのYouTubeを始めるのであれば、文字媒体であるブログの長所を「良いとこ取り」して発信をしましょう。
なぜかというと、YouTubeでは”特化”の限界が見え始めていて、その上「動画こそ最強の媒体」という幻想から皆が目覚め始めているからです。
YouTube収益化するなら”特化”は2020年までの常識
YouTubeを始めようか迷って調べた方は知っているかもしれませんが、最近のYouTubeではジャンルの”特化”が重要だと繰り返し言われていました。
というのも、昔と違ってYouTubeに動画を投稿する人が増えすぎて、ありきたりなジャンルでは稼ぐことが難しくなったから。
過去であれば、細かいジャンルに絞って成功をしたYouTuberは数知れません。
例えば、ミリタリーというジャンルの中でも「銃器」に”特化”して成功した『中の人ゲーミング』さん。
そして、ゲームの中でも「バイオハザード」に”特化”して成功した『梅田JAPAN』さんや『HAL PROJECT』さんがいます。
いまやネットビジネスで収益化を狙う人なら多くが知っている『マナブ』さんも、YouTubeで稼ぐなら”特化”すべきということを言っています。
しかし2021年2月現在、”特化”で稼いできたYouTuberの方々が、一気に「ネタ切れ」に襲われています。
この後はYouTube収益化ではもはや”特化”が厳しい理由を掘り下げていきます。
「動画こそ最強の媒体」という幻想
2020年までは「文字よりも動画の方が優れている!これからは動画が全ての情報源になるのよ!」みたいな社会の流行りがありました。
例によって、『マナブ』さんも同じことを言っています。
でも、動画は最強の情報源なんていう意見は、実は全くの幻想です。
なぜなら、動画よりも文字の方が分かりやすいジャンルも確実にあるから。
YouTubeという流行りに押されて無視されていましたが、YouTubeで収益化する事が難しくなってきている最近は、皆がそのことに気づき始めています。
動画は別に最強の情報源ではない、ということについても、後々詳しく掘り下げていきます。
YouTube収益化で”特化”が厳しい理由
YouTubeで収益化するときに”特化”がもう厳しい理由は、3つあります。
- 特化にも限界がある(重要)
- ネタが切れやすく視聴者に飽きられやすい
- 自分だけの特徴(オリジナリティ)を分かりやすく示す必要がある
それぞれ解説していきます。
特化にも限界がある(重要)
YouTubeで収益化するときに”特化”がもう厳しい理由の1つ目は、『特化にも限界があること』です。
これは、細かすぎるジャンルでは動画を見てくれるユーザーが存在せず、収益に繋がらないから。
細かいジャンルを狙っていくことは他との差別化をする上では有効な手段です。
でも、YouTubeで動画を配信する人が増えた今は、昔よりももっと細かいジャンルを狙わないと”特化”で差別化することは出来ません。
でも、差別化するには限界もある。
これは、”特化”ではもう差別化が出来ないということです。
よって、YouTubeで収益化するときには”特化”はもう厳しいのです。
ネタが切れやすく視聴者に飽きられやすい
2つ目の理由は、『ネタが切れやすく視聴者に飽きられやすいこと』。
これは、特化するというのが、ネタを少なくしていることと同じだからですね。
例えばゲームというジャンルを特化させて、バイオハザードというジャンルに絞るのは特化ですが、これは当然バイオハザード以外のゲームネタを捨てているということ。
継続して動画を出すのが重要になってくるYouTubeでは、背水の陣です。
私は、”特化だけ”で有名になれるのは1年、長くても2年から3年が限度かなあと思っています。
実際の例で示しましょう。
私が好きでよく見ていた特化型YouTuberさんが、最近”ネタ切れ”を報告されました。
ご本人は私も非常に好きな方々なんですが、やはり特化一本ではどうにもならなかったのは事実なようです(以下参考)。

【参考】HAL PROJECTさんの最近のコミュニティ
マナブさんもネタを考えるには毎日をネタ探しに捧げる、みたいなことを最近言っていて、実際にプログラミングやブログに特化していたはずのチャンネルは多くが”考え方”の動画になってしまいました。
また、最近は流行りのテクノロジーとか投資がメインで、プログラミングとブログの話は追いやられていますね。

【参考】マナブさんのYouTubeの動画一覧
1年ほど前、YouTuber界で特化が流行り始めてから、わずか1年で”特化”の有効性は無くなってしまいました。
今では、”特化”を辞めるか、”特化”した上さらにほかの人には無いオリジナリティを持つYouTuberさんしか生き残っていません。
というワケで、”特化”でYouTubeをやるのはもう厳しい理由2つ目は『ネタ切れが早く、視聴者に飽きられやすい』からでした。
自分だけの特徴(オリジナリティ)を分かりやすく示す必要がある
YouTubeで収益化するときに”特化”がもう厳しい理由の3つ目は、『自分だけの特徴(オリジナリティ)を分かりやすく示す必要があること』です。
理由の1つ目でいったように『特化には限界がある』ので、人気を出すためにはYouTuberごとに他にはない面白さが必要です。
つまり、『特化の限界』によって同じような特化型YouTuberが溢れてしまったので、結局特化してもそれだけでは人気になれなくなってしまった。ということですね。
これは、「ジャンルを特化させるという行為」がもはや特化させる意味を持っていないのと同じです。
こうなってしまっては、ジャンルの広さに関係なく『他の人にない面白さを持つ人』が人気になるでしょう。
よって、”特化”でYouTubeをやるのはもう厳しい理由3つ目は『特化させても結局オリジナリティが必要なので意味がない』でした。
ではこれからYouTubeで収益化するにはどうすればいいのか?
ということで、YouTubeで収益化するときに”特化”がもう厳しい理由を3つ紹介してきました。
ここまで聞いて、「じゃあYouTubeは諦めるしかないのか?」と思った人も多いかも。
ですが、ここまでの話はあくまで”特化ではもう厳しい”という話です。
ここからは、『じゃあどうやったら今からでもYouTubeで収益化出来るのか』を考えていきましょう!
どうやったら今からでもYouTubeで収益化出来るのか??
【答え】文字メディア(ブログ)も使って「良いとこ取り」をすべき
どうやったら今からでもYouTubeで収益化が出来るのか、その答えは『文字メディア(ブログ)も使って”良いとこ取り”をすること』です。
これは、動画という形式だけでは不完全だったユーザー体験を、文字という形式を使うことで補完してもっと良いユーザー体験にできるから。
詳しくみていきます。
別に動画が優れているわけではなく、あくまで動画の方が伝わりやすいものは動画で伝えた方がいいというだけ
「今からYouTubeで収益化するためには、ブログも使って良いとこ取りをしよう」
これは、以下の2つの理由から言うことが出来ます。
ズバリ、
- 動画じゃなくてもいいと思ってしまう動画はたくさんある
- ブログを組み合わせることでユーザー体験をより良いものに出来る
という理由です。
動画じゃなくてもいいと思ってしまう動画はたくさんある
一言でいって、動画は決して万能で最優の情報形態ではありません。
これは、実例で見ると明らかです。
名誉棄損に繋がるため動画は出せませんが、ビジネス系YouTuberの動画を見ている時にこう思った経験のある方も多いと聞きます。

私も、とあるビジネス系YouTuberさんの動画を見ているのですが、時々そういう動画を見かけるようになりました。
どのYouTuberさんが、という話ではありませんが、「動画にする意味があまり感じられない動画」というのは最近のYouTubeには結構大量にあるような気がします。
では、こういう動画に共通する点は何でしょう?
共通しているのは、「内容の難易度が高くなく情報を伝える動画であること」です。
別に文字で読んでも難しくない内容(そもそも文字読むのが嫌いな人は除く)なのに、わざわざそれを話す動画の意味はなんでしょう?
事実、それは情報が欲しい人にとってはあまり意味がありません(その人が”話す”ことに価値を感じる人は別です)。
もちろん、金融などの難しい話は動画で話すことで理解しやすくなりますが、大抵の情報動画はそうではありません。
なので、そういった「難しくない情報を伝える動画」はそもそも動画にする必要性があまりないのです。
ブログを組み合わせることでユーザー体験をより良いものに出来る
文字メディア(ブログ)も使って”良いとこ取り”をすることがおすすめな理由の2つ目は、『ブログを組み合わせることでユーザー体験をより良いものに出来る』から。
YouTubeで収益化を考える場合、ユーザー体験を良いものにするのはとっても重要なことです。
で、実は動画にブログをうまく組み合わせると、ユーザー体験を良くすることができ収益化のしやすさに繋がります。
今回は旅の動画を投稿しているYouTuberさんの例で考えてみましょう。
今回考えてみるYouTubeとブログの組み合わせは以下の2つ。
- 美しく楽しい旅動画のオフショットをブログで紹介
- 収益源となるアプローチをブログで行う
・美しく楽しい旅動画のオフショットをブログで紹介
まず初めに考えてみるのは、上のようにとにかく美しい映像で字幕や喋りは最小限(もしくは皆無)に留めるタイプの旅動画での活用法。
活用法は、『撮影の舞台裏を描くオフショットとしてのブログ』です。
わざわざブログでオフショットを記事にする意味は、チャンネル内の動画の統一感を保ちつつ、YouTuberさんの人となりを伝えるいい機会になるから。
映像が美しい系の動画は、とにかく作者の存在を消すのが大切ですが、収益を出すためには作者の存在感は不可欠。
そのための方法として、文字として顔も声も要らないブログが向いているのです。
実際、今回例に出させていただいた動画の投稿主さんも、トラベルブログを運営されていました(概要欄から飛べます。英語。)。
ブログならば何の違和感も無く自分の意見を言えますし(というか文章書かないブログの方が珍しい)、そこで自分と同じような動画を撮る手法や機材とかを話したら、収益に繋がります。
動画の美しさからは考えられないような、作者の素顔が知れたりしたらファンも増えそうです。
・収益源となるアプローチをブログで行う
次に考えてみるのは、普通に字幕や音声が入ってきて、旅での体験そのものを楽しむ系の旅動画での活用法。
このタイプの旅動画は、ユーザーに「自分もこの体験をしてみたい!現地に行ってみたい!」と思わせるものが多いですね。
活用法は、『撮影機材や旅行に役立つグッズのレビュー記事としてもブログ』。
このタイプの旅動画はよくありますが、動画の再生以外で収益源となり得るのは、やはり撮影に使った機材や現地への旅行で役に立つアイテム。
ですが、旅ではなく商品のレビュー動画を投稿してもあまり再生してもらえない、という状況になりがちです。
そんな時に、楽しい旅動画と関連してブログを発信することで多くの人の目に入れることが出来ます。
動画的に寂しくなりがちなレビュー動画も、ブログなら写真数枚で済むため見栄えがいいのも良ポイント。
確実に、YouTube広告以外の収益源をもたらしてくれるでしょう。
動画とブログの良いとこ取りをするにあたっての注意点も、後々更新していきます!
というワケで、『これからYouTubeを収益化するなら、ブログも使って「良いとこ取り」をすべき理由と実例』でした。
【まとめ】発信者のトレンドはブログの活用へ|未来を先取ろう
ということで、今回はこんな感じで記事を進めてきました。
- YouTube収益化に関するこれまでの常識
- YouTube収益化で”特化”がもう厳しい理由
- これからYouTubeで収益化するならブログと組み合わせるべき理由と実例
結論を一言でまとめると、
”特化”に頼ってYouTubeの収益化をするのはもう厳しいので、YouTubeやるならブログなどの文字媒体と上手く連携させよう!
ということですね。
時代の変化はどんどん速くなっていて、私たちの生活のすべてが目まぐるしく変化しているのは間違いの無い事実です。
でも、そんな変化があるからこそ毎日が楽しい、と私は思っています。
まあそんな個人的な感想はなんでもいいんですが、その時々の状況に合わせて、上手くYouTubeの収益化をしていきましょう!
では今回はここまで。
今後も、ブログに関することやゲームやアニメなどオタク情報などをどんどん発信していきます!
役に立ったら、Twitterフォロー等よろしくお願いしますね。
ばいっ