このクライアントちょっと怪しいけど、条件は良いし依頼受注してみようかな…
でも変な客だったら困るし、どうすれば良いんだろう?
こんな悩みに応えます。
こんにちは、おもデジ!ライブラリのたこなまです。
こんにちは!
当ブログ『PASTEL』運営者のみなと(@pastel_minato)です。
今回は、『クライアントを選ぶことの大切さ!全てのフリーランスWEB制作者に伝えたいコト』というテーマで書いていきます。
- 初心者でもクライアントを選ぶべき理由
- 避けるべきクライアントはどんな人?
- 悪いクライアントを避け、良いクライアントに出会う行動や思考法
クラウドソーシングサイトなどを使ってフリーランスとしてお金を稼ぎたい、と思ったときにクライアントと契約が出来る機会は限られています。
そんな状況では、せっかくのチャンスを逃したくない!と思うのは当然ですよね。
でも実は、フリーランスとして消耗せずに安定して稼いでいくためにはクライアントを選ぶことがとても重要。
つかめそうな依頼を断るのは勇気が必要ですが、初心者のうちからしっかりとクライアントを選べるようになっておくと、成果も早く出せるはずですよ。
というワケで今回は、クライアントを選ぶべき理由や選び方について説明していきます。
この記事を読むことで、クライアントを選ぶ重要性や選び方の目安が分かりますよ。
ではいこう!
参考までに、この記事を書いている私は、ランサーズにて平均35,636円を稼ぐことが出来ました(全てWEB制作案件)。
今現在(21年4月)はブログで収益化するのが楽しいのでランサーズは休止しています。
なぜ慎重にクライアントを選ぶべきなのか?
理由①:クライアントにある程度の常識・誠実さがないと仕事にならないから
Web制作の仕事というのは、スキルがない事業者のためにWeb制作のスキルを貸すものです。
なのでクライアントにWebのスキルやリテラシーがないのは当然としても、クライアントにまったく一般常識や誠実さが無いと、そもそも仕事になりません。
なぜならWeb制作は、既製品を売るシンプルなビジネスではなく、クライアントからの要望を詳しくヒアリングして要件に落とし込み、すり合わせを繰り返し、成果物を双方の協力のもとに作り上げるという複雑なビジネスだから。
たとえばクライアントがどのようなサイトを作ってほしいか要望を伝えてくるときに、
「とりあえずカッコいいのを作ってください」
とか、要望がざっくりすぎたらどのようなものを作っていいかわかりませんし、工数が算出できず見積りすら不可能です。
全てを一任してくれるのであればまだ良いのですが…制作したものに対して「思ってたのと違うから作り直して」と言われるリスクもありますね。
そのほか、要望通り作ったのにもかかわらず、まったく違うものの作り直しを指示されたり、見積り後の要件の追加や変更にも関わらず追加の費用は出せないと言われたり・・・最悪、作業費用を回収できないなんてことも。
Web制作者としてはあるあるです。
要するにIT制作業への理解と配慮をまったく示してくれないクライアントとは仕事にならないということです。
理由②:悪質なクライアントにあたると全てが無駄になるから
Web制作のフリーランスをしていると、一定の割合で、悪質でどうしようもないクライアントにあたってしまいます。
Web制作業でなくても、クレーマーやどう考えても理不尽な言動をぶつけてくるやっかいなお客さんに悩まされた経験のある人は多いと思います。
このような厄介なクライアントにあたると、全てが無駄になります。例えば、
- 不要なコミュニケーションや無駄な作業の強要により、多くの無駄な時間と労力を消費する
- 制作費用を回収できないなど、多くのお金を消耗
- 精神的なストレスで、精神と身体の健康に深刻な被害を受ける
何を隠そう、私が現在ブログをメインに書いているのもこういった悪質なクライアントに悩まされたのが原因です…
そんな困難じゃめげないよ!と思う方もいるかもしれませんが、フリーランスというのは全ての責任を自分で負う仕事です。
いくら自分は悪くないとはいえ、自分ひとりの責任を徹底的に追及してくる悪質クライアントの攻撃は想像以上にツラいのが体験談。
可能なら一生出会いたくなかったと思う存在が悪質クライアントです…
理由③:お金より良好な人間関係の方がはるかに重要だから
フリーランスになると、やはり継続して仕事にありつけるか、つねに不安を感じるものです。
それゆえ、新規の問い合わせ・引き合いに対して無条件に全力で獲得しにいきがちです。
その気持ちは、非常によくわかります。
でもその時にクライアントを選ばないと、良い案件を一定数獲得する一方、一定の割合で地雷案件にぶち当たり深刻な消耗に巻き込まれる日が来るはずです。
そしてたとえお金のためとはいえ、地雷案件なんて割に合わない、2度とごめんだと気づきます。
悪質クライアントはそれほど重いものなんです…
なので、仕事を多く獲得するより、クライアントを慎重すぎるくらいに吟味して、良いクライアント、良い条件の案件のみに全力して打ち込む方が、はるかに良い人生を歩むことができます。
お金的なことを考えても、結果的に仕事は厳選した方がトータルの獲得金額が多くなると肌感で確信しています。
避けるべきクライアントとは?
ここまで話してきたように、社会には残念ながら悪質なクライアントがいて、そこから案件を受注すると多くの代償を支払う事になります。
以降では、具体的にどんな人が悪質なクライアントになりやすいのか、その特徴を紹介していきます。
なお、今回紹介するのはフリーランスとしてWeb制作の案件を受注する時の一般的な特徴です。
日本最大のクラウドソーシングサイトであるランサーズでの悪質クライアントの見分け方は別の記事で紹介しているので、ランサーズを使っている人はそちらも見てみてくださいね。
性格に難がある人(特にキレやすい人)
これは、クライアントとしてというより普通に人間として避けるべき人の特徴No.1です。
キレるというのは自分の要望を強要・強制するための実力行使で、良いことが何もないので論外です。
その他にも常に高圧的で、仕事を依頼してやっているんだからという態度で話してくるクライアントもいます。
見定めるのは難しいですが、まず仕事の条件面だけを吟味するのではなく、協力して案件を完遂させることができる人間性をちゃんと持っている人か、人として最低限の誠実さをもった人か、じっくり話をしてみてください。
ちなみにオンラインのクラウドソーシングサイトでは見分けが難しいかもしれませんが、質問をしてみたときの口調で判断することも出来ます。
そっけない文章しか送ってこないようなクライアントであれば、関わらないのが無難でしょう。
Webに対して誤った解釈を持ち、こちらの説明を受け付けない人
クライアントによっては、Webサイトに間違った先入観を持ってしまっている人もいます。
- とりあえず、ホームページを作った瞬間から、サイト訪問者からの問い合わせや注文が殺到したり、サイトを見てお店くるお客さんは増え、売上は急増する。
- あらゆるキーワードでの検索で一位に自分のサイトが表示される。そして順位はホームページがある間、永遠に変わらない・・・
確かにサイトの作り手としてはそうなるのがベストですが、実際にはWebマーケティングは一朝一夕では効果が出ませんし、効果が現れても、それを継続させるのは大変です。
インターネットには数々の競合サイトがあり、単にホームページを作っただけでアクセスを集めることは出来ない、そのことを受け入れられないクライアントとは仕事をしないようにしましょう。
より良いデザインで、閲覧者が求めるコンテンツを豊富に用意し、エンタメ性も確保し、更新頻度を増やし、SNSとも連携し、固定のファンを増やして…
こういった長い積み重ねが必要なことを前向きに考えられるクライアントと仕事をするようにしましょう。
説明して理解を得られれば何も問題はないですが、説明を受け付けずに「せっかく作ったのにアクセスが増えない、どうにかしろ」と無茶な注文を一方的にしてくるような人を説得するのはエネルギーの無駄なので止めておきましょう。
見積り後の仕様変更には再見積もりが必要ということに理解が無い人
制作費は、お客さんの要望を全て精査したうえで、どのようなシステムが必要か、どのくらいのページ数か、どんなデザインか、動的な仕掛けはあるかなどの要件を決めてから算出します。
つまり、見積りの段階で要望・要件にない機能が追加になったり、要件が変更になったりする場合は再度の見積りが必要になります。
しかし、そのことに理解を示してくれないクライアントがいます。
信じられないかもしれませんが、最初の見積もりの料金内で無制限に要件の追加・変更に応じてくれると思ってしまっているわけです。
こういうクライアントと関わらないためには、あらかじめ要件定義の内容が変わる場合には再見積もりが必要なこと、金額は変わる可能性があることをしっかり説明しておくのが大切。
その時点で理解を得られない人は依頼してきませんし、あとから文句を言われても文書として説明内容を残しておけばこちらに非はありません。
指示があいまいで正確に要件を伝えることが出来ない人、要望がコロコロ変わる人
Web制作ではクライアントの要望を元にサイトの内容を具体化、見積りするといいましたが、クライアントがうまく要望を説明してくれないことがあります。
こちらも何とか要望をくみ取るために色々な参考サイトを提示したり、長い時間をかけて説明したりしますが、どうにもはっきりしないクライアントがいます。
また、事前に聞いた要望がコロコロ変わり、その都度要件をまとめなおしたり見積りしなおしたりすることもあります。
こういうクライアントは、絶対に案件の終盤で当初の見積り金額では対応できない状態になります。
既製品を売るようなシンプルな仕事ではないので、どうしてもクライアントが要望を簡潔にまとめて制作者側に伝える、最低限のリテラシーが必要になるという事です。
はっきりしないクライアントとの案件は無限ループになりがちなので、案件を受注しないようにしましょう。
悪質なクライアントを避け、良いクライアントに出会う行動・思考法
信頼できる人だと判断できるまでは仕事を請けない
まずは、相手が信頼できるかどうかを判断できるまでは仕事を請けないという意識が大切です。
案件の受注を前提にやりとりをするのではなく、悩みを聞くという形でやり取りが出来ればベストですね。
多くの場合はそんなじっくりとやり取りできないと思いますが、”意識だけでも持つこと”で状況は大きく変わります。
クラウドソーシングサイトで受注する場合も、数件メッセージのやり取りをした後に案件を受注するのが通常の流れなので、この段階で判断してみれば良いと思います。
プライベートな人間関係で不誠実な人と付き合わない
アメリカの有名な起業家 ジムローンは、自分がもっとも付き合う周囲5人の平均が自分だと述べています。嘘みたいなホントの話ですね。
不誠実な人間と密になれば自分も影響を受けて性格が歪んできますし、その不誠実さに慣れてしまうことで悪質なクライアントの違和感に気付けないことにもなります。
そうなると、自ずと仕事でも自身の周りに良いクライアントではなく、悪いクライアントが集まるようになってしまうはず。
なので、日頃から悪い付き合いはしないようにしましょう。
同時に、周囲から信頼できる人間に慣れるように自分の人間力を磨いていくのも必須ですね。
仕事の獲得先を増やし、クライアントの選択肢を増やす
金銭的な余裕がなく仕事の獲得手段が少ないうちは、仕事のチャンスがあれば条件を度外視して飛びつくしかありません。
逆に仕事の獲得手段が豊富で、数が多くて断らざるを得ない状況くらいまで持っていければ、良い条件や良い人と判断できたクライアントとのみ仕事をできます。
SNSやブログ、Youtubeでの影響力を持ったり、出来たらリアルでも色々な経験をすることで知名度を上げていければ良いはずです。
やみくもな発信では何もできませんがしっかり目的を持った上で、何より自分が胸を張って楽しみながら発信できるようになれば、必ず良い影響が生まれてきます。
クライアントを選んで、消耗しないフリーランス生活を!
クライアントを選ぶというのは、こちらが好き嫌いをしているようであまり良いイメージを持たないかもしれません。
しかし、世の中に確実に存在する理不尽から自分の身を守るためには必要なことです。
皆が最後には分かり合える、というのが理想ですが、残念ながら社会はそうではありません。
相手を見下すとか、えり好みをするのではなく、あくまで自衛手段と思ってクライアントを選んでみてください。
今回はクライアントを選ぶ意味と、どうやってクライアントを選ぶのかについて一般的な判断基準をお話してきました。
もしランサーズで具体的にクライアントを選びたいという方が居たら、それについても記事を書いているのでぜひ見てみてください。
では今回はここまで。
これからも引き続き、ズボラな人に特化して資産形成、副業、転職に関する内容を発信していきます!
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